「マッチングアプリでいい感じの人がいるけど、実際に会うのが怖い…」
そう感じているあなたは、決しておかしくありません。むしろ、とても正常な感覚です。
ネット上で知り合った、顔も声も知らない相手と実際に会う。冷静に考えれば、怖いと感じて当然ですよね。
私自身、初めてマッチングアプリで会う約束をした時は、前日から緊張で眠れませんでした。「変な人だったらどうしよう」「写真と全然違ったら」「会話が続かなかったら」…不安が止まらなかったのを覚えています。
この記事では、そんな「会うまでの怖さ」を少しでも和らげるために、会う前・当日・会った後の具体的な対策を徹底解説します。
読み終わる頃には、「これだけ準備すれば大丈夫かも」と思えるようになっているはずです。もちろん、「やっぱり会えない」という結論でも全然OK。あなたのペースで、安全に出会いを楽しむためのガイドとしてお役立てください。
マッチングアプリで「会うまで怖い」と感じるのは普通のこと
まず最初にお伝えしたいのは、「怖い」と感じるあなたの感覚は、とても健全だということです。
知らない人と会うことに警戒心を持つのは、人間として当たり前の防衛本能。むしろ、何の不安もなく初対面の人と会える方が危険かもしれません。
なぜ「会うのが怖い」と感じるのか【5つの心理】
マッチングアプリで「会うのが怖い」と感じる背景には、主に以下の5つの心理が隠れています。
- 相手が危険人物・詐欺師かもしれないという恐怖
- 写真と実物が違う「写真詐欺」への不安
- 会話が続かない・盛り上がらないことへの心配
- 断れない状況に追い込まれる不安
- 周囲から「ネットで出会うなんて危ない」と言われている
これらの不安は、どれも根拠のないものではありません。実際にトラブルは起きていますし、不安を感じるだけの理由があるのです。
大切なのは、これらの不安を「気にしすぎ」と無視することではなく、具体的な対策を講じて不安の種を一つずつ潰していくことです。
実際にあったトラブル事例から学ぶ
国民生活センターには、マッチングアプリ・出会い系に関するトラブル相談が多く寄せられています。
- 会ってみたら投資話を持ちかけられた（ロマンス詐欺）
- 写真とまったく違う人が現れた
- しつこく連絡先を聞かれ、断ったら逆上された
- 待ち合わせ場所に行ったら複数人がいた
- ホテルや個室に誘われ、断りにくい雰囲気を作られた
こうした事例を見ると、「やっぱり怖い」と思うかもしれません。しかし、これらのトラブルの多くは、事前の対策で防げるものばかりです。
参考：国民生活センター「出会い系サイト・マッチングアプリに関する相談」
会う前にできる「怖さを減らす」7つの対策
「怖い」という感情を完全になくすことは難しいですが、事前の準備で大幅に軽減することは可能です。
ここでは、会う前にできる具体的な対策を7つご紹介します。
対策①：メッセージのやりとりで見極める
会う前のメッセージのやりとりは、相手を見極める最大のチャンスです。以下のポイントをチェックしましょう。
- すぐに会おうとする（やりとり数日で「今週会おう」など）
- プロフィールに書いてあることを聞いてくる（読んでいない）
- 質問に答えず、自分の話ばかりする
- やたらと褒めてくる（「運命感じる」「こんな人初めて」）
- LINEなど外部連絡先への移行を急かす
- 夜遅い時間や居酒屋での初デートを提案する
逆に、丁寧にやりとりを重ねてくれる人、こちらのペースを尊重してくれる人は、会っても安心できる可能性が高いです。
対策②：ビデオ通話で事前確認する
「写真と違ったらどうしよう」という不安を解消する最も確実な方法は、ビデオ通話です。
多くのマッチングアプリには、アプリ内でビデオ通話ができる機能があります。LINEを交換しなくても利用できるので、個人情報を渡す前に相手の顔や雰囲気を確認できます。
まともな相手であれば、こうした提案を断る理由はありません。逆に、頑なに拒否する場合は、何か隠している可能性を疑ってもよいでしょう。
対策③：相手のSNSや情報をチェックする
相手の名前や写真で検索して、SNSアカウントが見つかれば、より多くの情報を得られます。
ただし、これはあくまで補助的な確認手段。SNSが見つからないからといって怪しいわけではありませんし、SNSの情報が必ずしも正確とも限りません。
参考程度に、相手の人物像を補完する材料として活用しましょう。
対策④：友人に伝えておく・位置情報を共有する
これは最も重要な安全対策の一つです。
- 友人や家族に「今日〇〇で会う」と伝える
- 相手のプロフィール画面をスクショして送っておく
- スマホの位置情報共有機能をONにする
- 「〇時までに連絡なかったら電話して」とお願いしておく
万が一の時に、あなたの居場所を知っている人がいるかどうかは、安全性を大きく左右します。
対策⑤：初回は必ず「昼間」「人の多い場所」で
初めて会う時は、以下の条件を満たす場所を選びましょう。
- 昼間の明るい時間帯
- 人通りの多い場所（カフェ、商業施設内など）
- お酒を飲まない場所
- すぐに帰れる場所（自宅から遠すぎない）
相手から「夜の居酒屋」「個室」「車で迎えに行く」などを提案された場合は、丁重に断って別の場所を提案しましょう。それで不機嫌になる相手は、会わなくて正解です。
対策⑥：初回は「短時間」の約束にする
初回デートは、1〜2時間程度の短時間に設定するのがおすすめです。
「この後予定があるので」と最初から伝えておけば、合わないと感じた時にスムーズに切り上げられます。逆に、楽しければ「もう少し一緒にいたい」と言えばいいだけです。
対策⑦：「逃げ道」を事前に準備しておく
最悪の事態に備えて、逃げ道を用意しておきましょう。
- タクシーを呼べるアプリをインストールしておく
- 交通ICカードに十分な残高を入れておく
- 友人に「〇時に電話して」とお願いしておく（緊急脱出用）
- 「急に仕事の連絡が入って…」など、帰る理由を考えておく
使わないで済むのが一番ですが、「いつでも帰れる」という安心感があるだけで、心の余裕が違います。
【安心して使える】安全対策が充実したマッチングアプリ3選
「会うのが怖い」という不安を減らすには、そもそも安全なアプリを選ぶことも重要です。
ここでは、本人確認や監視体制がしっかりしている、初心者でも安心して使えるアプリを3つご紹介します。
＼ 安心・安全に出会いを探したい方へ ／
ハッピーメール
累計会員数3,500万人を突破した、国内最大級の老舗マッチングサービスです。
- 24時間365日の監視体制
- 年齢確認が必須（18歳未満は利用不可）
- 通報・ブロック機能が充実
- 20年以上の運営実績による信頼性
会員数が多い分、様々な目的の人がいますが、プロフィールや掲示板で目的を絞り込めるので、自分に合った相手を探しやすいです。
初回登録で無料ポイントがもらえるので、まずはどんな人がいるか覗いてみるだけでもOK。
PCMAX
2002年から運営を続ける老舗サービスで、会員数2,000万人以上を誇ります。
- 有人監視＋AIによる24時間パトロール
- 不審なユーザーへの即時対応
- 詳細なブロック・通報機能
- 日記機能で相手の人柄を事前に確認できる
日記機能があるのがPCMAXの特徴。メッセージだけではわからない相手の日常や考え方を知ることができるので、「どんな人なんだろう」という不安を軽減できます。
ワクワクメール
1,100万人以上が利用する大手サービスで、「セルフィー認証」機能が特徴です。
- セルフィー認証で本人確認（写真詐欺対策）
- 年齢確認必須で未成年の利用を防止
- 24時間体制のサポート
- 充実した通報・ブロック機能
「セルフィー認証」とは、その場で撮影した写真を運営が確認し、本人かどうかを認証する機能。これにより「写真と全然違う人が来る」というリスクを大幅に減らせます。
写真詐欺が心配な方には、特におすすめです。
初めて会う当日の「安全マニュアル」
いよいよ当日。事前準備を済ませたあなたなら、きっと大丈夫です。ここでは、当日に気をつけるべきポイントをお伝えします。
待ち合わせ場所の選び方
初回の待ち合わせは、以下の条件を満たす場所を選びましょう。
- 駅改札前や商業施設の入り口など、人通りが多い場所
- わかりやすい目印がある場所（迷わない）
- すぐにカフェや飲食店に移動できる場所
- 夜ではなく、昼間の時間帯
避けるべき場所：相手の車、人通りの少ない場所、いきなり個室の店、相手の家や自宅近く
服装・持ち物のチェックリスト
- 動きやすい服装（いざという時に走れる）
- スマホ（充電満タン）
- 交通ICカード（残高確認済み）
- 現金（タクシー代として最低3,000円程度）
- モバイルバッテリー（あると安心）
会っている最中の注意点
- お酒は飲まない（または控える）
- 自宅の詳しい場所、職場などは教えない
- 相手の車には絶対に乗らない
- 「2軒目行こう」「もう少しゆっくり話したい」で個室に誘われたら断る
- 違和感を感じたら、早めに切り上げる
初対面で気を遣いすぎて、断れなくなってしまうことがあります。でも、あなたの安全より大切なものはありません。「ちょっと感じ悪いかな」と思っても、自分を守ることを優先してください。
「帰りたい」時の上手な切り上げ方
「思っていた人と違った」「なんか怖い」と感じた時は、無理に付き合わず帰りましょう。
- 「すみません、急に仕事の連絡が入ってしまって…」
- 「友人から連絡が来て、ちょっと行かないといけなくなりました」
- 「体調があまり良くないので、今日は早めに失礼しますね」
正直に「合わないと思ったので帰ります」と言う必要はありません。その場を穏便に離れることが最優先です。
事前に友人に「〇時に電話して」とお願いしておけば、「電話が来たので」という自然な理由で席を立てます。
会った後の対応｜合わなかった時の断り方
会ってみて「違うな」と感じることは、よくあることです。それは失敗ではなく、お互いに合わなかっただけ。上手に距離を取る方法を知っておきましょう。
連絡を続けたくない時のフェードアウト方法
会った後に「また会いたい」と言われても、気が進まない場合は、はっきり断るか、徐々にフェードアウトするか、どちらかを選びましょう。
やんわり断る場合：
「今日はありがとうございました！お話しできて楽しかったです。ただ、正直なところ、恋愛対象としては少し違うかなと感じてしまいました。素敵な方だと思うので、きっと〇〇さんに合う方がいると思います。」
フェードアウトする場合：
返信の間隔を徐々に空け、短い返事に留める。「忙しくて」「バタバタしてて」と理由を添える。
しつこい相手への対処法
断っても連絡が止まらない場合は、ブロック機能を使いましょう。「嫌われるかも」と気にする必要はありません。
あまりにもしつこい場合や、脅迫めいた言動がある場合は、警察への相談も検討してください。
「やっぱり会えない」と感じたら【無理しなくていい】
ここまで読んで、「やっぱり無理かも…」と感じた方もいるかもしれません。
それでいいんです。
会わないという選択も正解
マッチングアプリは「絶対に会わなければいけない」ものではありません。
メッセージのやりとりを楽しむだけでもいいし、「いい人がいたら会おうかな」くらいの気持ちで使ってもいい。自分のペースで、自分が心地よいと思える範囲で使うのが一番です。
会う決断ができる時期は人それぞれ
「周りはどんどん会ってるのに、自分だけ…」と焦る必要はありません。
アプリを始めてすぐに会える人もいれば、半年・1年とやりとりを重ねてから会う人もいます。あなたのタイミングで、あなたが「会ってもいいかな」と思えた時に会えばいいのです。
よくある質問（FAQ）
まとめ
マッチングアプリで「会うまで怖い」と感じるのは、あなただけではありません。むしろ、警戒心を持てる健全な感覚です。
この記事でお伝えした内容をまとめると：
- 「怖い」と感じるのは正常な防衛本能
- 事前の対策で不安は大幅に減らせる
- ビデオ通話で事前確認、友人への共有は必須
- 初回は「昼間・人の多い場所・短時間」が鉄則
- 違和感を感じたら、遠慮なく帰ってOK
- 「会わない」という選択も正解
出会いは本来、楽しいものです。不安を抱えながら無理に会う必要はありません。あなたが「会ってもいいかな」と思えるタイミングで、あなたのペースで進めてください。
この記事が、あなたの「怖い」を少しでも和らげ、安全で素敵な出会いへの一歩を踏み出すお手伝いになれば嬉しいです。
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マッチングアプリを始めて最初に多くの人がつまずくのが、「全然マッチしない」という現実。
けれど多くの場合、それはあなたの魅力がないからでも、運が悪いからでもありません。 原因は、“無意識のNG行動”にあります。
特にアプリ初心者や、恋愛経験が少ない人ほど、 「やっちゃダメな行動」に気づかずに損をしてしまっているケースが非常に多いのです。
実際にアプリで成果が出ていない人がやりがちな“NG行動トップ10”とは？
